65歳からの健康づくり

だれもがいつまでも 幸せに暮らせるために

65歳からの健康づくりは病気の予防と早期治療、そして介護予防です

 65歳からの健康づくりは、病気の予防に加えて、早期の適切な治療、そして介護予防が必要になってきます。

 

大木町ではこのようなことを実施しています

あなたにぴったりの事業は?

無理なくできる65歳からの健康づくり事業

無理なくできる65歳からの健康づくり事業(PDFファイル:813.9KB)

 

個人で参加できる
  1. おおき健康大学(栄養・口腔コース)
    【令和6年度からは「健口栄養教室」に名称変更します】

     管理栄養士による講話や軽体操、季節に応じた献立を用いた調理実習、歯科衛生士による口腔講話や個別相談を行います。
     
  2. 足腰シッカリ教室

     運動指導員を講師に、介護予防・認知症予防などを目的としたミニ健康講話、脳トレ体操、足腰を強くする運動を、参加者の体力に応じて行います。
     
  3. 大喜楽サロン

     午前中は運動指導員による椅子に座ってできる健康づくり運動を行います。運動の後は自由時間です。アクアスの天然温泉をお楽しみください。団体利用も相談に応じます。
     
  4. 個別相談

     健康維持に関心がある人、ご家族からの相談に応じます。必要に応じて、町の事業を紹介したり、医療機関の受診をお勧めしたりします。
     
地域の団体で参加できる
  1. 健康福祉講座
    【令和6年度からは出前講座に統合します】

     保健師・管理栄養士・歯科衛生士・健康運動指導士などの専門職が健康のための講話や実技を行います。
     
  2. 大喜楽サロン
     午前中は脳トレや体操、午後は自由時間で温泉や食事を楽しめます。アクアスまでは送迎バスを使うこともできます。

 

 

くわしく知りたい方へ

病気予防・早期治療
  1. 生活習慣を整える

     食事や運動、休養、飲酒、喫煙などの生活習慣を整えることで、生活習慣病を予防することにつながります。
     高血圧や高血糖、高コレステロール血症などですでに薬を飲んでいる人も、生活習慣を整えることで心臓病、脳卒中、腎臓病などの病気になりにくくなります。
     
  2. 年に一度、健康診断を受診する

     毎年の健康診断で自分の体の状態を知り、より健康になるためのヒントが得られます。
     病気で通院している人も、全身の検査をすることでそれ以外の不調が見つかる可能性があります。早く発見すれば、より早く適切な治療を受けることができます。
     
  3. かかりつけ医をもつ

     心身の状態は十人十色です。かかりつけ医をもつことで、あなたにぴったりの治療が受けられます。
     年齢を重ねると、様々な症状が出やすくなります。ぜひ、信頼できるかかりつけ医をもってください。

 

介護予防
介護予防のキーワードは「フレイル」

フレイルとは

 健康を保つための配慮が今まで以上に必要な状態のことです。年齢を重ねると様々な理由からフレイルになりやすくなりますが、適切な評価や手入れをすることで改善ができます。

 運動・栄養・社会参加の3つの要素のいずれかが不足すると、フレイルになると言われています。年齢を重ねると次のような症状がおこり、フレイルになりやすくなります。

  • 体の痛みや不調により運動がしにくくなる
  • 食欲が無く食べる量が減る
  • 退職や免許返納などによって生活範囲が狭まる

 

 また、3つの要素は互いに関連しあっています。

  • 運動量が減ることで食欲が減る
  • 体の痛みや不調により社会参加が減る
  • ひとりでするために運動が続かない

など、いくつもの要素が不足することで、フレイルは進行していきます。

 3つの要素が不足するとフレイルになりやすくなります。逆に、3つの要素を充実させれば、よりいきいきと元気に生活ができます。町の事業もご活用ください。

 

フレイル予防の3つの要素

1.運動

 年齢を重ねると、筋力やバランス力が衰え、転倒しやすくなります。

 筋肉、特に足腰の筋肉を鍛えることは、転倒や骨折を予防することにつながります。
 今の生活に10分の運動を追加するだけでも、リスクを減らすことが可能です。
 例えば

  • 駐車場でちょっと遠くに車を止めて歩く
  • なるべく階段を利用する
  • テレビを見ながらストレッチする

 

 公園やジムなどの施設を活用することもお勧めします。

 

 

2.栄養

 噛む力が低下すると食べるものが噛みやすい食材に偏り、必要な栄養素が不足しがちです。

 筋肉は使わないと衰えます。噛み応えのある食材を食べて、栄養を摂るだけではなく、口周りの筋肉を鍛えましょう。
 また、虫歯や歯周病で歯が無いなどの噛みにくい状態は、筋肉が衰えやすいので、1年に1回は歯科医院を受診しましょう。
 例えば

  • 野菜や肉は繊維を断ち切るように調理するなど、噛みやすい工夫をする
  • 間食として牛乳や乳製品を食べる
  • 歯磨き前後に口をしっかり閉じて力強くぶくぶくうがいをする

 

 食事について詳しくは、以下のページもご覧ください。

 

 

3.社会参加

 家にいる時間が長くなると、運動量や食欲が低下したり、生活リズムが崩れたり、免疫力の低下やゆううつな気分につながることもあります。

 積極的に外出することは、体の機能を保つことはもちろん、心の健康を保つことにもつながります。家庭や地域で、やりがいを感じるような役割を持つことは、さらに心身に良い影響を与えます。
 サークル活動など何人かで集まるような趣味の活動は、人とのつながりが増えるため特に効果的です。

例えば

  • 1日1回は外出する
  • 散歩や旅行など外出するような趣味をもつ
  • 友人と会ってお喋りする
もっと知りたい方へ

下記の問い合わせ先にご連絡ください。

保健師や看護師、管理栄養士といった専門職がご相談に応じます。

この記事に関するお問い合わせ先

健康課 健康づくり係
〒830-0416
福岡県三潴郡大木町大字八町牟田255-1
電話番号:0944‐32‐1280
ファックス:0944-32-1054
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