2019年12月12日 大木町は気候非常事態宣言を表明しました

宣言文について

気候非常事態宣言についての境町長(当時)のコメント

 2019年12月12日、本町は議会の同意を得て、気候非常事態宣言を表明しました。地球温暖化がもたらしている近年の気象災害は、年々深刻さを増し、まさに気候非常事態であります。

 国連IPCC(気候変動に関する政府間パネル)は地球の平均気温上昇を1.5度以内に抑えないと悪影響の程度が格段に増すとして、2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロに抑える必要があるとする、1.5度特別報告書を公表しました。また、今後10年が人類の未来を決めると指摘する科学者もおり、まさに世界中が今すぐ行動を起こすことが求められています。

 本町は2008年3月に「大木町もったいない宣言」を公表し、町民の皆さんと一体となって、子ども達が生きる時代に「つけ」を残さない、循環のまちづくりに取り組み、大きな成果をあげてきました。しかし、近年の気候変動による影響は深刻さを増し、低炭素社会の実現にむけての取組を更に加速する必要があります。

 本町はここに気候非常事態を宣言し、世界中の地域や自治体と連携し、子ども達の未来のために、町民の皆さんと連携して取組を進めて参りますので、より一層のご協力を賜りますようお願い申し上げます。

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