平成27年度一般会計決算の概要

平成27年度の「決算」が平成28年9月の町議会定例会で認定されました

「一般会計」は、歳入総額55億3,674万8千円、歳出総額53億1,065万3千円で、歳入から歳出を差し引いた形式収支は2億2,609万5千円の黒字となりました。

その中には、平成28年度へ繰越事業の財源となる3,957万5千円が含まれているため、この額を控除した実質収支は、1億8,652万円となりました。

平成27年度の概要説明

  • 総務費関係では、統一的な基準による地方公会計整備のために、固定資産台帳を整備し、町有財産の整理を行いました。また、平成26年に制定されたまち・ひと・しごと創生法にもとづき、本町でも「大木町まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定し、あわせて、本町の将来目標人口を定めた人口ビジョンも策定しました。

  • 民生費では、健康福祉センターの保全計画にもとづく施設設備更新を実施し、住民へのサーヒ゛スが低下するリスクを避けつつ予防保全と事後保全を組み合わせた管理で施設の高寿命化の実現に取り組んでおり、本年度は休業をし、大規模な改修を行いました。また、希望者が多く、施設の受入能力不足が常態化していた大溝校区学童保育所について、施設を新築し問題の解消を図りました。

  • 衛生費では、生活排水処理対策として飲食店等大型の単独浄化槽等から合併浄化槽への転換促進のために大幅な補助金の上乗せを実施したほか、合併処理浄化槽維持管理協会の運営費の一部を助成し、町内に設置された合併処理浄化槽の適切な使用・適正な維持管理の推進と設置者負担の軽減を目指した取り組みを支援しました。 取り組みが進んでいる太陽光発電設備と比べ普及が進んでいない太陽熱利用設備や、地中熱冷暖房システム設備、薪ストーブ、コージェネレーションシステム設備等新技術の普及についてもその促進に取り組んでいます。

  • 農林水産業費では循環のまちづくりの拠点である「道の駅おおき」に女性と子ども用の休憩室を整備しました。また、人道橋を新たに架け、幹線水路に隔てられた観光・体験農園とをつなぐ動線を確保しました。

  • 商工費では、中小企業支援策として地域経済の活性化を促すとともに住宅環境の質の向上を図ることを目的として、町民の皆さんが町内事業者を利用して住宅改修を行う際に大木町住宅改修補助金としてその費用の一部を補助しました。 また、町内の製造・販売業の売上不振の救済策として町内中小事業所で利用できるプレミアム付地域振興券のプレミアム分について助成しました。

  • 土木費では、町道10号線自歩道整備事業において野屋敷橋を拡幅する工事を行いました。 また、八丁牟田駅前広場整備と周辺のバリアフリー化を行い電車やバス利用者の利便性・快適性・安全性の向上を図るとともに、高齢者や障がい者を含めたあらゆる人が円滑な移動ができるように道路改良を実施しました。

  • 消防費では、県道拡幅工事に伴う防火水槽移転工事を実施しました。

  • 教育費では、学校における教育の円滑な実施を確保するため、学校施設の営繕工事や設備の修繕を行いました。 教育施設内の天井等落下防止対策について、該当していた柔剣道場における吊天井の撤去工事を実施しました。

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