「大木町ワンヘルス推進宣言」を表明しました

 「人と動物の健康と環境の健全性は、一体的なものとして守る」という、「ワンヘルスの理念」に賛同し、本町においても、町民、企業、民間団体及び行政が一緒になって、ワンヘルスの実践に取り組んでいくことを明らかにするため、町議会と共同で「大木町ワンヘルス推進宣言」を表明しました。

「大木町ワンヘルス推進宣言」全文

   町の面積の14%を占める堀、肥沃な土地、豊富な水に恵まれ、温暖な気候の中で培われた農業によって、古くから発展してきた大木町では、「住み続けたいと思える 持続可能な循環のまち おおき」を基本理念にまちづくりを進めています。 

   新型コロナウイルス感染症をはじめとする人獣共通感染症は、人口増加、森林開発や農地化等の土地利用の変化、これらに伴う生態系の劣化や気候変動等によって人と動物との関係性が変化したために、元々野生動物が持っていた病原体が人にも感染するようになったとされています。

   こうした様々な分野にまたがる問題に対して、「人と動物の健康と環境の健全性は一つ」と考えるワンヘルスの理念に基づく総合的な取組が求められています。

   福岡県では、全国に先駆けて「福岡県ワンヘルス推進基本条例」を制定し、人と動物の健康及び環境の健全性を一体的に守るための6つの基本方針や行動計画を策定しました。

   本町においても、これまで、新型コロナウイルス感染症などの人獣共通感染症対策、循環のまちづくりの推進、地産地消と町内消費の推進、健康寿命の延伸など様々な分野でワンヘルスにつながる取組を進めてきました。

   これらのことを踏まえ、本町は、人と動物の健康及び環境の健全性を一体的に守り、次世代に継承していくため、次の事項に取り組み、ワンヘルスを推進することをここに宣言します。

一. 福岡県ワンヘルス推進行動計画に基づき、福岡県の取組に連携・協力し、ワン ヘルス実践施策を積極的に推進します。

一. 町民へのワンヘルスの周知に努め、理解の促進を図り、その実践活動に対し、必要な支援を行います。

令和6年6月11日

大木町長  広松 栄治

大木町議会議長  古賀 知文

宣言文を掲げる広松町長と古賀議長

宣言文を掲げる広松町長と古賀議長

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