一般質問(平成29年第1回(3月)大木町議会定例会)

質問者は7名、質問順に掲載しています。

1.質問者:中島宗昭議員(発言時間:50分)

一般質問内容
質問事項 質問の要旨

景観土地利用計画による堀の壁面後退の明確化を望む

広報おおき3月号に景観土地利用条例及び規則の骨子(案)が掲載された骨子案では、建築行為等に関する協力基準の中での堀の壁面後退2メートル以上となっています。現在までの住宅、倉庫等の建築においては、堀岸いっぱいに建築されている家屋が多く見られ、そのことで、地域での堀の清掃など容易にできにくい箇所が多大にあります。また、宅地の護岸が崩落しそうな箇所、家屋が傾斜しそうな箇所なども見受けられます。今後の堀の景観、環境維持のためにも堀の壁面後退の明確化は大切なことであります。強制は出来ないことから協力ということで、なかなか厳しいこととは思いますが、是非、条例、規則の中に明確化を望むとともに、2メートルの壁面後退の根拠をお伺いします。

学校教育における国旗掲揚・国家斉唱の指導の現状と祝日の各家庭における国旗掲揚の推進を問う

平成11年8月13日公布、施工されました国旗および国歌に関する法律では、第1条国旗は日章旗とする。第2条国歌は、君が代とすると定めてあります。しかし、現在、祝日などに国旗を揚げている家庭は1%にも満たず、ほとんどが掲揚されていません。また、国歌にしても、それぞれの祝日、記念行事において、国歌斉唱はあるにしても、起立はするけれど声を出して歌わない人がほとんどだと思います。

何故こうなったのかと思いますと、子どもの時から、国旗、国歌の持つ意味を正しく教育指導にして来なかったからだと思います。平成2年に学習指導要領が改訂され、学校行事において「国旗を掲揚するとともに、国歌を斉唱するよう指導するものとする。」と定められております。現在、本町学校教育現場での取り組みの現状と課題があれば、何が課題なのかお尋ねします。

もう1点は、祝日には各家庭で国旗を掲げて国民がこぞって祝い、国や先人に感謝をし、伝統文化を大切にしたいものです。現在は個人の権利尊重ばかりが、強調されておりますが、社会の安寧には国民一人一人がわが国の伝統と文化を守り、国や地域を愛する国民を育むためにも、国旗掲揚は当然の行為であります。

以前は、町の方で国旗の注文等を行っていたと思いますことから、本町においての国旗掲揚の推進を是非行われることを願い質問させていただきます。

2.質問者:山北清四郎議員(発言時間:30分)

一般質問内容
質問事項 質問の要旨

農村振興総合整備事業について

集落内のクリーク整備は、国県の補助事業や町単独などの事業を組み合わせて、事業の推進を行われると、27年9月議会の一般質問の中で答弁されたことを承知しています。本町の農村振興総合整備事業は、国の予算の関係で完了年度が3年遅れで事業が完了するように予定しているとのことでした。進捗状況は、また次期事業については事業面や財政面で最も有効な補助事業を選択し実施していきたいとのことでしたの次期事業のやり方や路線についてお伺いします。

○要望箇所は、代々の区長が変わる如に申請し続けている案件であり、雑草、や夏には蚊の発生源となり、また防火用水のための水もたまらない状態であるということです。ある区長は、町から30年度施工すると信じています。期待を重く捉えて欲しい。

3.質問者:益田隆一議員(発言時間:60分)

一般質問内容
質問事項 質問の要旨

空き家の現状及び空き家バンクの進捗状況について

一年前の平成28年3月議会定例会で空き家に対する質問をさせていただきました。おそらく執行部も一年間、空き家に対する策を練って、実行してこられたかと思いますので、その進捗状況を確認したいと思うところです。

この空き家問題というのは、残念ながら、今後、縮小することはなく、間違いなく拡大していく問題であるからこそ、執行部の対策にかかっているところです。

昨年の12月議会にて古賀知文議員の一般質問でもありましたが、その後の空き家バンクの進捗状況も気になるところであり、詳細の数字も教えていただきたいと思います。

それと、昨年9月の一般質問にて、私はすでに空き家になったものに対する後手後手の対応よりは、空き家になる前に対策を練ることが必要であると申し上げました。

そのときの答弁では必要であれば、協議会の設置を考え、お茶の間学級にて受講講座を取り入れることなどを検討するなど、具体的に課長に指示を出しているとの内容でした。

その後の進捗状況はどうなっているかを質問します。

4.質問者:古賀知文議員(発言時間:35分)

一般質問内容
質問事項 質問の要旨

大木町まち・ひと・しごと総合戦略の評価のスケジュールについて

まち・ひと・しごと創生法によると「平成27年度までに総合戦略を作成し、作成した戦略について、28年度から5年間で評価及びフィードバックしながら、町の将来のビジョンを見出す。」となっています。昨年11月に総合戦略を評価していく評価委員が設置されました。

私も一員として参画していますが、第一回の委員会では、委員会の目的、平成27年度実施の戦略の評価、及び平成28年度実施した総合戦略スケジュール等について、意見交換が行われました。

この総合戦略は、町の将来を左右する重大なことがらであり、確認という意味で、再度平成28年度評価のスケジュールについて説明願います。

地方創生加速化交付金事業等の推進について

国の施策による、様々の地方創生加速化交付金事業等は、総合戦略の早期かつ有効な作成・実施に対し、優先的に補助金を出すというもので、さながら各地方自治体による補助金の争奪戦となりました。

大木町もその成果が認められ、事業が採択されたことで総合戦略の加速には、喜ばしいことですが、一方、普段町が行っている事業そのものが、総合戦略であり、その目標の達成こそが、大木町の将来のビジョンと考えた場合、新たに加わった加速化交付金事業等は、あくまで総合戦略の補助的なものであり、それを成し遂げることが戦略の目的ではないと考えます。

加速化交付金事業等にエネルギーを注ぐあまり、町全体としてのバランスを欠き、普段のやるべき仕事、すなわち総合戦略の推進に支障があってもならないと思います。

今後、加速化交付金事業等が実施段階に移行して行くものであり、時限的ではありますが、部署によっては事業量お大幅な増加が想定されますが、住民へのサービス低下の懸念が無いかの配慮について、町長の意見を伺います。

5.質問者:古賀泰弘議員(発言時間:30分)

一般質問内容
質問事項 質問の要旨
法人化推進による今後の大木町農業の方向性を問う

町長の施策方針に「まち・ひと・しごと創生総合戦略」を掲げられ「農業の活性化の推進」を第一にあげられました。町外から新規就農者受け入れに町内の新規就農者も刺激を受け、増加していることには大変喜ばしいことと思っております。

三年前「ふくれん」イ業センター跡に「PCセンター」ができ、また、全農と西鉄が出資して「NJアグリサポート」が創立され、イチゴ栽培に取り組み、毎年研修生を送り出しています。今年も2人が5月に卒業し、大木町イチゴ部会に参加予定ですが、まだ團場が見つかってないとのことです。

1.新規就農者受け入れは、毎年計画的に受け入れを考えているのか。

2.農地の借地は考えてあるのか。

3.農業の活性化推進をもっと具体的に教示していただけないか。

4.町では営農組合から法人化組合への移行を推進してあるが今後の考えを問う。

5.老齢化の中シルバー人材センターの応援はあるがまだ足りず「援農隊」導入を考えてはどうか。

6.質問者:徳永伸行議員(発言時間:45分)

一般質問内容
質問事項 質問の要旨
堀の再生に向けた取り組みについて伺う

町長の施策方針にもあります「水と緑輝く環境推進のまち」、実現には確かに循環型社会、「ゼロウエイスト」の理念を全町に広め分別システムの総仕上げは必要だと思います。同時に堀の再生取り組みも重要だと思います。

合併処理浄化槽設置による生活排水処理も充実してきましたが、堀の水の状態を観るとよくわかると思います。決してきれいとは言えません。

昨年の定例議会で一度おたずねしていますが堀の再生に向けた町の取り組みについて再度お尋ねがあります。

泥土処理、手だてはないのか、成分分析は、実施されたのか。(重金属の含有)

堀の水の浄化を検討すべきではないでしょうか。ミドリガメ対策は徐々に動きつつあります。

ミドリガメが減少すれば、レンコン、ヒシなどの水生植物が再生できるのではないでしょうか。

今後の取り組みについて町の考えを伺う。

ミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)駆除対策について 昨年20万円の予算をつけ駆除を実施、29年度は倍の予算を予定されています、具体的な計画はどうなっていますか。捕獲のための仕掛けは十分検討されたのですか?

7.質問者:中島和正議員(発言時間:40分)

一般質問内容
質問事項 質問の要旨
議会報告会における意見を

1 大木町の町民が大木町にふるさと納税を行う場合、現状では返礼品がないということになっているが、返礼品を送る方向で検討できないか。

2 大木町から外部に移住した人に対し、どの様な手段で情報発信の努力を行っているのか。

3 大木町を離れて居住している人が、帰省するときに使用する乗車切符の補助を返礼とする方向で検討できないか。地元に帰りやすくなるし、地元での消費拡大にもつながる。

町民が大木町にふるさと納税をした場合においても返礼できないか。納税意識の高まりとともに、郷土愛をはぐくむことにつながると期待する。

またふるさと納税の情報発信については、紹介者制度があったように記憶している。その成果と今後の対策を問う。

大木町に帰省した場合、元住民が、過去に大木町に住んでいたことが証明できる住民票やハガキなどの書類を提示することによって何らかのサービスが受けられる制度を創設できないか。

これからの健康づくりについて

1.これからの健康づくりについて(文教・厚生)アクアスの入場料について、鶴・亀会員以外の町民の利用料を割安にできないか。また、優待入場料100円の利用時間を拡大してほしい。

2.教育費への投資と医療費を低減する努力をすべきとの意見が出た。

3.家族風呂の設置をお願いしたい。障がい者のいる家族にはありがたいです。

4.アクアスの件でいろいろ意見があったが、建設当初は修理もさほどなかったが、14年も経過するとさすがに最近は、修理の頻度も増している。なるだけ自前で修理する方向で努力はしているが、限度もある。今後は、ますます高齢化が進むと、アクアスの意義も増大する。皆様の協力を得て、アクアスを大事にしていきたい。

などの意見が出た。

同じように議会としては次のような提案をしたいと考える。

町民に福祉ポイント制度を導入して、アクアススポーツクラブの利用やボランティア活動への参加などにポイントを付与し公共施設を安く利用できるようにし、健康維持と社会福祉の向上に役立てるようにできないか。

また多大な修繕費を要するアクアスの方針をどうするか検討する委員会の設置をお願いする。

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