平成23年度一般会計決算の概要

平成23年度の「決算」が平成24年9月の町議会定例会で認定されました

「一般会計」は、歳入総額51億5,654万3千円、歳出総額49億7,701万円で、歳入から歳出を差し引いた形式収支は1億7,953万3千円の黒字となりました。
その中には、平成24年度へ繰越事業の財源となる700万円が含まれているため、この額を控除した実質収支は、1億7,253万3千円となりました。

平成23年度の概要説明

  • 総務費関係では、東日本大震災を契機に各行政区の自主防災組織の立上げを支援する避難活動コミュニティ育成強化事業に取組みました。
    また、防犯対策や夜間交通の安全性向上として、順次、既設の蛍光灯の防犯灯を、より明るく耐久性のあるLED防犯灯へ切替え工事を進めました。(平成23年度 40箇所設置)
  • 民生費では、災害発生時やその恐れが高まった時に、ひとり暮らし高齢者等の災害時要援護者の避難誘導や安否確認等避難支援全般に関することや各要援護者の個別計画を管理するシステムを導入しました。
    三島保育園がおこなった大規模修繕事業(耐震化対策)に対し補助金を交付しました。
    また、多世代交流棟(アクアス)の老朽化に伴う設備(中央監視装置や天井等)の改修工事を行いました。
  • 衛生費では、環境プラザ内にリサイクルや分別収集など環境に関する研修ができるように研修施設を新築しました。
    平成24年3月に町民の公衆衛生の向上、町内の環境保全、地場産業や農業の振興により地域社会の健全な発展につながり、大木町の持続可能な町づくりに貢献することを目的として設立された一般社団法人サスティナブルおおきに出資をしました。
  • 労働費では、緊急雇用対策として、掘割再生計画策定モデル事業やまち歩き交流促進事業(まち歩き(さるこい)イベント)などに取組みました。
  • 商工費では、中小企業支援策として地域経済の活性化を促すとともに住宅環境の質の向上を図ることを目的として、町民のかたが町内業者による住宅改修を行う際に、大木町住宅改修補助金として、その費用の一部を補助しました。
  • 土木費では、橋りょうの長寿命化の為の修繕計画を作成する為に、町内の橋りょうの点検調査をおこないました。
    現在、歩道幅が狭く、小・中学校の通学路にもなっている町道10号線の花宗川から三八松交差点までの区間の自歩道設置事業として、今年度は、測量設計業務等をおこないました。
    また、有効幅員4メートル未満の狭あい道路事業として、昨年度から引き続きの八町牟田上区の拡幅工事及び本年度より蛭池中区の測量等をおこない通行者の安全性及び利便性の向上を図っています。
  • 消防費では、老朽化に伴い第3分団第2部に配置されていた小型動力ポンプ付積載車の更新をおこないました。
    また、第2分団第1部の格納庫についても、築後30年以上経過し老朽化が進んでおり、現状は駐車場もないため、格納庫を新築するための用地購入をしました。
  • 教育費では、大莞小学校管理棟の大規模改修事業及び図書情報センター・こっぽーっとホール・子育て支援センター間を自由に行ききできる通路や憩いの場を整備した、こっぽーっとガーデン整備事業をおこないました。その他、大溝小学校うんてい設置工事、木佐木小学校シャワールーム設置工事、大木中学校体育倉庫新築工事、総合体育館床面研磨工事など施設の充実を図りました。

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