平成22年度一般会計決算の概要

平成22年度の「決算」が平成23年9月の町議会定例会で認定されました

「一般会計」は、歳入総額67億2,457万4千円、歳出総額65億1,456万9千円で、歳入から歳出を差し引いた形式収支は2億1,000万5千円の黒字となりました。
その中には、平成23年度へ繰越事業の財源となる2,307万9千円が含まれているため、この額を控除した実質収支は、1億8,692万6千円となりました。

平成22年度の概要説明

  • 総務費関係では、久留米広域定住自立圏構想における久留米市との連携事業として情報通信基盤整備事業に取組み、町内全体に高速通信網の整備をおこないました。
    また、平成23年度から平成32年度までの10年間の町の将来像や目標を定めた第5次大木町総合計画の作成をしました。
  • 民生費では、大溝校区学童保育所が、今まで大溝小学校の空き教室を使用していましたが、利用児童数の増加により手狭になったため専用施設を新設しました。
    また、消防法の改正により、グループホームにスプリンクラーの設置が義務付けされた為、国の補助事業を活用し設置に係る費用の助成をおこないました。
    地域コミュニティー活動の拠点施設である公民館の老朽化が著しく、収容能力に限界を迎えていた大角西区公民館の新築工事及び老朽化が進んでいる上八院上区公民館の修繕改築工事に対し助成をしました。
  • 衛生費では、23年度より環境課を本庁舎からリサイクルセンターへ移転することになり、それに伴う改装工事をおこないました。
  • 農林水産業費では、国営筑後川下流土地改良事業負担金を軽減するために、起債をし事業負担金を一括償還しました。また、大木町の地域農業の柱であるしめじ、えのきなどのキノコ培養・生産施設の整備をおこなう特用林産物活用施設整備事業に助成しました。
  • 商工費では、中小企業支援策として地域経済の活性化を促すとともに住宅環境の質の向上を図ることを目的として、町民のかたが町内業者による住宅改修を行う際に、大木町住宅改修補助金として、その費用の一部を補助しました。
  • 土木費では、八町牟田上区の狭あい道路(有効幅員4メートル未満の道路)の拡幅工事をおこない通行者の安全性及び利便性の向上を図りました。
  • 教育費では、大木中学校体育館の耐震補強工事及び校舎屋上に太陽光発電設備(10キロワット×2基)設置工事をおこないました。その他、大溝小学校夜間照明設置工事、大莞小学校シャワールーム設置工事、給食センター蒸気配管取替工事など施設の充実を図りました。
    また、交付金事業を活用し、小・中学校及び図書・情報センターの図書資料の充実を、より一層図りました。

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