○大木町環境保全型農業直接支払交付金交付要綱

平成25年1月31日

告示第1号

(趣旨)

第1条 町長は、農業が本来有する自然循環機能を維持・増進するため、予算の範囲内において、環境保全型農業直接支払交付金実施要綱(平成23年4月1日付け22生産第10953号農林水産事務次官依命通知。以下「実施要綱」という。)及び環境保全型農業直接支払交付金実施要領(平成23年4月1日付け22生産第10954号農林水産省生産局長通知。以下「実施要領」という。)に定める環境保全型農業直接支払交付金(以下「交付金」という。)の交付を行うものとし、その交付に関しては、大木町補助金等交付規則(平成17年大木町規則第6号。以下「規則」という。)に定めるもののほか、この要綱に定めるところによる。

(対象者等)

第2条 交付金の対象者、事業要件、交付の対象となる取組及び交付金の額は、別表のとおりとする。

(交付金の交付申請)

第3条 交付金の交付を受けようとする者は、大木町環境保全型農業直接支払交付金交付申請書(様式第1号。以下「交付申請書」という。)を町長に提出しなければならない。

(交付金の交付決定)

第4条 町長は、前条の規定による交付申請書の提出があったときは、その内容を審査し、交付金を交付することが適当であると認めたときは、交付の決定を行い、大木町環境保全型農業直接支払交付金交付決定通知書(様式第2号)により当該申請を行った者に通知するものとする。

(交付金の遵守事項)

第5条 前条の交付金の交付決定を受けた者(以下「交付決定者」という。)は、実施要綱及び実施要領に定める事項を遵守しなければならない。

(交付申請の変更)

第6条 交付決定者は、交付の対象となる取組を行う実施面積に増減があるときは、あらかじめ大木町環境保全型農業直接支払交付金変更承認申請書(様式第3号次項において「変更申請書」という。)を町長に提出し、その承認を受けなければならない。

2 町長は、前項の規定による変更申請書の提出があったときは、その内容を審査し、変更を承認したときは、大木町環境保全型農業直接支払交付金変更承認書(様式第4号)により交付決定者に通知するものとする。

(概算払)

第7条 交付金決定者は、交付金の概算払を受けようとするときは、大木町環境保全型農業直接支払交付金概算払請求書(様式第5号。以下「概算払請求書」という。)を町長に提出しなければならない。

2 町長は、前項の概算払請求書の提出があった場合は、その内容を審査し、適当であると認めたときは、交付金の全部又は一部について概算払をするものとする。

(遂行状況報告)

第8条 交付決定者は、交付金の交付対象となる取組が完了した日から1月を経過した日又は交付金の交付決定があった年度の1月末日のいずれか早い日までに大木町環境保全型農業直接支払交付金遂行状況報告書(様式第6号)を町長に提出しなければならない。

2 交付決定者は、対象事業が予定の期間内に完了しないとき、又は対象事業の遂行が困難になったときは、速やかに町長に報告し、その指示を受けなければならない。

(実績報告書)

第9条 交付決定者は、毎年度、大木町環境保全型農業直接支払交付金に係る営農活動実績報告書(様式第7号次項において「実績報告書」という。)を交付金の交付対象となる取組が完了した日から1月を経過した日又は対象事業年度の翌年度の4月5日のいずれか早い日までに町長に提出しなければならない。

2 規則第10条の実績報告は、前項の交付金の交付対象となる取組が完了した日から1月を経過した日までに提出された実績報告書をもって、これにかえることができる。

(関係書類の整備)

第10条 交付決定者は、規則第8条第3項に規定する書類、帳簿等を整備し、交付対象事業の完了した年度の翌年度から5年間保存しておかなければならない。

(委任)

第11条 この要綱に定めるもののほか、必要な事項は町長が別に定める。

この要綱は、公布の日から施行し、平成24年度の交付金から適用する。

(平成25年告示第74号)

この要綱は、公布の日から施行する。ただし、この告示の施行の日前に、この告示による改正前の大木町環境保全型農業直接支援交付金交付要綱第4条の規定により交付決定を受けた大木町環境保全型農業直接支援交付金の交付については、なお従前の例による。

(平成27年告示第65号)

(施行期日)

第1条 この要綱は、公布の日から施行し、平成27年度の交付金から適用する。

(経過措置)

第2条 この要綱の適用の日前に、この告示による改正前の大木町環境保全型農業直接支援交付金交付要綱第4条の規定により交付決定を受けた大木町環境保全型農業直接支援交付金の交付については、なお従前の例による。

別表(第2条関係)

対象者

実施要領第1の1に定めるもの

事業要件

実施要領第1の2に定める活動

交付の対象となる取組及び交付金の額

交付の対象となる取組

10アール当たりの交付単価

化学肥料及び化学合成農薬の使用を地域の慣行から原則として5割以上低減する取組とカバークロップ(緑肥の作付)を組み合わせた取組

8,000円

化学肥料及び化学合成農薬の使用を地域の慣行から原則として5割以上低減する取組と炭素貯留効果の高い堆肥の水質保全に資する施用を組み合わせた取組

4,400円

有機農業(化学肥料及び化学合成農薬を使用しない農業)の取組

8,000円(ただし、そば等雑穀、飼料作物は3,000円)

省耕起播種技術の導入

大豆・麦・ねたね(搾油用)

3,000円

化学肥料及び化学合成農薬の使用を地域の慣行から原則として5割以上低減する取組と草生栽培を組み合わせた取組

果樹・茶

8,000円

化学肥料及び化学合成農薬の使用を地域の慣行から原則として5割以上低減する取組とIPM(総合的病害虫・雑草管理)の実践を組み合わせた取組

水稲4,000円(ただし、アイガモ利用による本田除草は6,000円)

いちご、きゅうり(施設)ねぎ(施設)、なす(施設)

8,000円

注 交付金の額は、交付の対象となる取組ごとの交付単価に、実施面積を乗じて得た額の合計金額とする。

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大木町環境保全型農業直接支払交付金交付要綱

平成25年1月31日 告示第1号

(平成27年7月1日施行)