乳幼児等予防接種

赤ちゃんや子どもは、大人のようには、病気に対する抵抗力が完全にできあがっていません。そのため感染症にかかると、大人では考えられないような重い症状となることがあります。そのような状態にならないように、赤ちゃんや子どもがかかってほしくない病気を予防するために行うのが予防接種です。
予防接種を受けることは義務ではありませんが、法律に基づいて行う子どもの予防接種は「受けるように努めなければならない」とされています。
予防接種には、それぞれ適した年齢がありますので、その年齢に合わせてなるべく早い時期に、お子さんが健康な時に受けられるようお勧めします。

予防接種の種類

予防接種には、定期予防接種と任意予防接種があります。

定期予防接種とは

法律(予防接種法)で、ある年齢になったら接種することが望ましいと指定されているもので、接種費用は定められた期間中であれば無料(全額公費負担)です。

任意予防接種とは

法律(予防接種法)での定めはなく、ワクチンのことをよく理解し、接種を希望した場合に接種できます。「おたふくかぜ」、「ロタウイルス」などがあり、接種費用は全額自己負担となります。

予防接種を受ける前に

赤ちゃん訪問や転入時の際にお渡しした「予防接種セット」に同封されている「予防接種と子どもの健康」をよく読んで、ワクチンについてよく理解しておきましょう。

法定予防接種の種類

(表)乳幼児等予防接種一覧

日本脳炎(特例)

日本脳炎予防接種について、積極的接種勧奨を控えたことにより、1期・2期(計4回)の予防接種がお済みでない平成7年4月2日から平成19年4月1日生れのお子さんにつきましては、20歳未満の方を対象に定期接種として無料で接種できます。詳しくは健康づくり係までお問い合わせください。

法定予防接種は、1年を通じて、指定医療機関で予防接種を受けることができます。
接種を希望される方は、直接各医療機関へ予約してください。(接種の日時を設定している医療機関もありますので、必ず事前に確認をしてください。)

町外の「福岡県定期予防接種広域化実施医療機関」でも接種できます。直接医療機関に確認しご予約ください。

麻しん(はしか)に注意しましょう!

  • 麻しんは、一般に小児期に多い急性の感染症ですが、最近は、10代、20代の若年者間での感染が多く見られています。
  • 感染してから約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が出ます。2〜3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出ます。肺炎・中耳炎を合併しやすく、患者1000人に1人の割合で脳炎を引き起こすと言われています。
  • 近年、国内での麻しん発症者数は大きく減少してきましたが、このことにより、麻しんに対する免疫のブースター効果(免疫増強効果)を得る機会が少なくなってきました。そのため、ワクチン接種によっていったん免疫を獲得した人の中でも、麻しんウイルスに対する免疫が弱くなっている可能性があります。

麻しんを予防するには?

予防には麻しんワクチンの接種が最も有効です。
現在は、1歳児と、小学校就学前年度にある方(いわゆる年長児)が予防接種法に基づく対象者となっています。該当される方は、指定医療機関において、無料でワクチンの接種を受けることができます。

対象外の方も、任意接種(自費)でワクチンの接種を受けることが可能ですので、かかりつけ医にご相談下さい。

【注意事項 】

  1. 接種医療機関へは母子手帳と予防接種問診票を必ず持参してください。
  2. 「予防接種問診票」は、家庭で保護者が責任をもって記入してください。
  3. 接種前に小冊子「予防接種と子どもの健康」をよく読み内容をご理解ください。
  4. 接種料は対象年齢内であれば無料です。

「問診票」と「予防接種と子どもの健康」は出生届を出された後、赤ちゃん訪問の際に直接お渡ししています。
転入などでお持ちでない方は、お問い合わせください。

町内の接種医療機関

医院名 住所 電話番号

えさき小児科内科医院 福土114-3 電話32-1125

くにたけ医院 大角186-1・187-1 電話32-1105

酒井内科胃腸科医院 八町牟田268-1 電話33-1109

たなか医院 上八院1596-2 電話33-0075

野口医院 前牟田722-3 電話32-1103

松本医院 大藪1037 電話32-1225

※よこやま外科乳腺クリニック 八町牟田481 電話32-2291

※は子宮頸がんワクチンのみ

この記事に関するお問い合わせ先

こども未来課 こども家庭センター
〒830-0416
福岡県三潴郡大木町大字八町牟田255-1
電話番号:0944‐32‐1022
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